最近テレビでよく、スキミングによってカード情報を盗まれる危険性があるということが放送されます。
特に話題にされるのが、ポケットに入れたカードの情報を外から読み取り機で盗むという非接触式のもの。
どうもこの情報、初めて聞いたときから違和感を感じていた、
というかどうすればこのようなことが起こりえるのか分からなかったんですよね。
それで調べたら、やっぱりこの情報はかなりデタラメな内容だったみたい。
カードには磁気カード式とICカード式があります。
磁気カードは磁気媒体(カードの黒いテープの部分)に
磁気の極性という形で1と0のデータを記録しているわけです。
磁気カードの読み取り機には磁気ヘッダというものがあって、
これを磁気テープ部分に接触させ、カードをスライドさせることで読み取りを行います。
この磁気ヘッダにはコイルが使われていて、
カードがスライドすると、カード上の磁気の極性によって
コイルの中を通る磁力線が変化し、コイルに誘導電流が流れます。
これを検出することでデータを読み取っているわけです。
なので、カードからデータを読み取るには装置を接触させなければ不可能。
磁気の性質上、光でバーコードを読み取るのとは違って
離れた位置から、磁気テープの部分部分の磁性を調べることは原理的にできないはずなのです。