最近になって、冥王星の更に大きな軌道を持つ太陽系の天体が相次いで発見されました。
これまでの定義上、これらの天体が惑星なのかそうでないのかを明確に区別できず、新たな定義が必要となったわけです。
2003 年 10 月に発見された 2003 UB313 (正式名は未決定) などは冥王星よりも大きいと考えられていて、
冥王星が第 9 惑星なのにこれが第 10 惑星にならないというのも変な話ですからね。
冥王星は 9 惑星の内最も小さく、冥王星を惑星に分類できるようにしつつ惑星の定義を定めるとなると、
更に惑星に分類される天体がいくつも出てくることになりかねず、なかなか難しい問題でもあったようです。
で、結局議論の末、冥王星や 2003 UB313、セドナなどは惑星には分類されず、新しく設けられた dwarf planet という分類に入れられることになったのです。
現時点では dwarf planet の正式な和名は決定されていません。
この決定で惑星は次のように定義されました。
1. 太陽の周りを回り、
2. 十分大きな質量を持つので、自己重力が固体に働く他の種々の力を上回って重力平衡形状 (ほとんど球状の形) を有し、
3. その軌道の近くでは他の天体を掃き散らしてしまいそれだけが際だって目立つようになった天体である。
また、dwarf planet は次のように定義されました。
1. 太陽の周りを回り、